服部 梢
相続対策セミナー
竹に学ぶ日々。
学生時代は剣道に励んだ。相手の動きを冷静に見極め、狙いどころを攻める。
一瞬で攻守が逆転する反転に、身をかわし守る。
紛争の解決方法は弁護士の数と同じだけ存在する。
調査を尽くし事案を分析し、戦術を定める。状況の変化を素早く察知し、軌道修正をする。
大きくしなってもなお、元の位置に必ず戻る。大きな方針をぶらさず、同時に、柔軟性を失わない。
紛争を戦い抜くには、竹刀に使われる竹になる必要がある。
黒いひつじ
子供のころから本を読んでいた。
読書自体はよくある趣味だが、人と変わった読み方をする。
同じ本を繰り返し読む。10回は読む。
そのうちに大先生の文章を鉛筆でいじり始める。
助詞ひとつ変えただけで、全く違うニュアンスになる。作家の深遠な文章力に驚嘆もする。
日本語は不思議だ。
愛読書「ひつじが丘」はもう、鉛で黒光りしている。
弁護士・税理士(通知) 服部 梢 Kozue Hattori
略 歴 | 名古屋大学法学部卒業 | 出 身 | 愛知県名古屋市 |
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趣 味 | 読書をしながらの校閲作業 | 好きな作家 | 三浦綾子、中村文則、塩野七生 |
尊敬する人物 | チェーザレ・ボルジア | 尊敬する植物 | 京都・嵯峨野の竹 |
得 意 | 何があっても冷静でいること | 苦 手 | 終わりの見えない無駄話 |
好きな言葉 | 天気のよい日に嵐のことなど考えてもみないのは、人間共通の弱点である。 |